前回第10話では、韓国の天然美人ヒョンヒをぶった切ったハルコさん。
前回は何も進展がなかったいずみとデブ男ですが、今回こそ進展があるのでしょうか？
東村アキコ×林真理子で今話題の【ハイパーミディ中島ハルコ】最新11話のネタバレ感想です。
第10話の詳しいネタバレ感想はこちら↓
ハイパーミディ中島ハルコ最新11話ネタバレ
今回の相談者はいづみの飲み友達の女性です。
上原美樹、40歳、大手企業で役員秘書を務める、もっさりした外見の独身女性。
40歳になり一大決心して結婚相談所に行き、55歳の男性から結婚を申し込まれたのに、両親から大反対を食らいます。
兄弟からも賛成してもらえません。
それを聞いたハルコさんがバッサリぶった切ります！
あんたは逃げ遅れたのよ！
誰から逃げ遅れたかって？
年老いた両親からです！
今回の名言は、「人は親の面倒を見るために生まれたのじゃない！」
「自分の人生を生きるために生まれたのよ！」
嫁に行き遅れた娘に、年老いた両親はすがって面倒を見てもらおうと考えるものだとハルコさんは言います。
ハルコさんにも年老いた母親がいますが、「自分勝手でわがままなババア」と言い放ちます。
絶対にあんなババアの面倒は見たくないと、施設とお手伝いさんに任せるその費用が年間700万円！
さすがハルコさん。
親に自分の人生を踏み荒らされる人が多いと、ハルコさんはあきれています。
相談者の上原美樹さんは、果たして老いた両親から逃げ切ることができるのか否か！？
ハルコさんは「あれは無理ね」「まあ五分五分かしら？」と言い捨てます。
いづみは、美樹さんも自分と同じように変われるといいなと願います。
ハイパーミディ中島ハルコ最新11話感想
早くに亡くなった時は正直ほっとした自分がいたのも事実です。
私の周りにも親の介護で苦しんでいる人は増えています。
まさしく「人生を踏み荒らされている」という表現にぴったりな知人も何人か知っています。
本当に恐ろしいことだと思います。
私自身は幼少期から家を出て自立するまで、さんざん親に人生を踏み荒らされたので、40代、50台になってもなおそんな親子関係が続いていたらと想像するとぞっとします。
親の価値観の押し付けと、わが子を所有物扱いし、別人格の一人の人間だということを理解しない「毒親」という言葉も思い出しました。
経済的に、社会的に自立して逃げることが私も必要でしたし、逃げきれて本当に良かったと胸をなでおろしましたw。
少しでも居心地がよかったら、うっかり自立しないで逃げ遅れていたかもしれません。
居心地の悪い家で、ある意味よかったのでしょう。
ハルコさんも、自分の母親が徹底的に嫌な人間でよかったと語っています。
母親が嫌な婆さんに徹してくれたおかげでハルコさんが逃げやすかったと。
親の価値観にとらわれたまま大人になると、女はもっさくなる！
そんな友人の顔も何人か思い浮かんでしまいましたよ。
そりゃ、1世代古い人の価値観で生きるんですからもっさりしますわ。
まあ、我々の親世代の言い分もわからなくもありません。
彼らも子育てに追われて、いろんなしがらみに縛られて、自分の人生を生きたという実感がないのでしょう。
そして、同じように自分の子供を縛り付けてしまう。
自分の人生を生きるって、どういうことでしょう？
ハルコさんのように生きることでしょうか？
いやいや、とてもまねできるものではありません。
別にハルコさんのように生きなくてはいけないということもありません。
でも、ちょっとでもまねして、少しでも自由にふるまってみたら、自由を感じることができるのではないかな？
今何一つ自由にならないと感じている人は、ちょっとでいいから自分勝手に振舞ってみると人生を変えられる。
ハルコさんみたいな人にガツンと言われると行動する勇気が湧いてきそうですよね。
美樹さんは、両親や兄弟の反対を振り切って結婚すれば自分の人生を一歩踏み出せる。
それをしないという選択をしたら、一生もっさりとしたまま両親の介護で人生を終わらせることでしょう。
しかも、その先に自分の介護をしてくれる自分の子供はいないのだから、お先真っ暗ですね。
自分の行動を選択するのは自分自身！
行動選択してきた結果が今の人生！
不満があるなら今すぐに自分の行動を変えてみればいい。
このマンガを読むと、よし！今すぐ行動を変えてみるか！と勇気が出ませんか？
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