2019年1月19日(土)から、野村周平さん×桜井日奈子さんで青木琴美さん原作の少女漫画「僕の初恋をキミに捧ぐ」がドラマ化されます。
映画「僕の初恋をキミに捧ぐ」では原作漫画とは違う結末を迎えています。
今回スタートするドラマではいったいどんな結末を迎えるのでしょうか?
原作あらすじ
原作は、青木琴美さんの同名マンガ『僕の初恋をキミに捧ぐ』です。
2005年17号から2008年15号まで『少女コミック』(小学館)にて連載されました。
全12巻のコミックが販売されており、すでに完結しています。
僕の初恋をキミに捧ぐ 全12巻完結セット (フラワーコミックス)
青木琴美さんといえば、『僕は妹に恋をする』『カノジョは嘘を愛しすぎてる』が実写化している人気マンガ家。
『僕の初恋をキミに捧ぐ』も、一度映画化していますが、さらにドラマ化されるなんて、期待が膨らみますね!
主人公、垣野内 逞は、子供の頃から重い心臓病を患っています。
幼い頃、大好きな種田 繭と、大人になったら結婚する約束をしました。
けれど、ある日、逞は、20歳まで生きられないという事を知ってしまい…。
大人になることが出来ないと知った逞は、ショックを受けます。
そして、繭の事が大好きだけれど、繭を遠ざけるようになるのです。
しかし、繭は逞が変わらず好き!強く思い続けています。
月日はたち、そんな2人が高校生に。
想いだけなら両想いな2人に、ライバルも登場して…!
青春真っ盛りな2人の、切なくも強く惹かれ合う恋物語が描かれていきます!
脚本
脚本は、尾崎将也さん。
脚本家でもあり、映画監督もつとめています。
ドラマ脚本の主な作品はこちら
- 結婚できない男
- ブラック・プレジデント
- お迎えデス。
- シグナル 長期未解決事件捜査班
など、多数のジャンルの脚本を手がけています。
その中でも、『お迎えデス。』は、田中メカさんのマンガ『お迎えです。』の実写化作品。
少女マンガの実写化は初めてではないようなので、楽しみですね!
出演・キャスト
垣野内逞(かきのうち・たくま)野村 周平
心臓病で入退院を繰り返している少年。
病気でも明るく、運動神経も良い。
自分が20際までに死ぬことを知っています。
2009年の映画版では岡田将生さんが逞役を演じています。
https://twitter.com/bokukimi2019/status/1085402722361323521
種田繭(たねだ・まゆ)桜井 日奈子
父親は日本有数の心臓外科医で、逞の主治医。
気が強く、頭もよく、運動神経もいい。
逞が大好き。
2009年の映画版では井上真央さんが、繭役を演じています。
鈴谷昂(すずや・こう)宮沢 氷魚
野村周平、主演作「僕の初恋をキミに捧ぐ」に手応え「心に突き刺さるようなドラマです」#野村周平 #桜井日奈子 #宮沢氷魚 #佐藤寛太 #松井愛莉 #僕キミ #僕の初恋をキミに捧ぐ #テレ朝 #オトナンサーhttps://t.co/4CWLXMZFuX
— オトナンサー編集部 (@otonanswer) January 14, 2019
逞と繭が通う紫堂高校の先輩で生徒会長。
人気者で“オレ様”的なところも…。
女子生徒からは「昂サマ」と呼ばれている人気者。
昂と逞と繭の三角関係、そして昂の死は物語の重要ポイントです。
2009年の映画版では細田よしひこさんが昂役を演じています。
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その他の登場人物は以下の通り
《逞・繭の同級生・先輩》
佐藤 寛太…鈴谷 律役
劇団EXILE / 佐藤寛太 / 日進月歩
沢山の方と出会えますように。
光速でお迎えにあがります!!笑#RTしたnrさんbotさん気になった人をフォローする #nrさんbotさんで気になった人お迎え pic.twitter.com/nvnNGqut0p— 佐藤 寛太 (@kanta_sato_) April 20, 2015
宮沢 氷魚…鈴谷 昴役
メンズノンノモデル宮沢氷魚のブログをアップ→https://t.co/A00NDcT2tk
「次の作品で僕が演じる役は、かなりチャレンジングなんです!」 pic.twitter.com/lTVt4XONsg
— MEN'S NON-NO (@MENSNONNOJP) December 23, 2018
馬場 ふみか…上原 照役(逞と同じ病気の女の子)
目が大きくなるキラキラふわふわなアプリで久々に自撮り?セルフィー?してみたらなんかすごい。 pic.twitter.com/EtWfTEn5se
— 馬場ふみか (@fuuumika_b) December 22, 2018
松井 愛莉…五十嵐 優実役
矢作 穂香…田村 結子役
福本 莉子…野村 聡美役
https://twitter.com/bokukimi2019/status/1083579805952466944
岐洲 匠…神尾 耕太郎役
富田 健太郎…生田 成美役
《逞・繭の親や医師》
是永 瞳…向井 早苗役(逞が通院する病院の看護婦)
是永瞳、『僕の初恋をキミに捧ぐ』プロデューサーの言葉で本番に備え#是永瞳 #晴れ着 #僕の初恋をキミに捧ぐ@bokukimi2019 https://t.co/KJ8dNFbWwO
— 【公式】マイナビニュース・エンタメ (@mn_enta) January 4, 2019
真飛 聖…種田 陵子役(繭の母親)
児嶋 一哉…垣野内 寛貴役(逞の父親)
石田 ひかり…垣野内 えみ役(逞の母親)
生瀬 勝久…種田 穣役(繭の父親であり、逞の主治医)
さて青春真っ盛りな2人の、切なくも強く惹かれ合う恋物語!気になるラストは!?
ラストの結末は?ネタバレと感想
紆余曲折あって、繭とやっと結ばれた逞。
だけれども、どんどん病状は悪化…。
そんな中、昇が事故に合い、その時の損傷で脳死と判断されます。
心臓のドナー登録をしていた昇。
昇の心臓を、逞に移植するという話が出ます。
しかし、それは昇が亡くなるということ。
繭も逞も、とても悩みます。
そこに、心臓移植以外の手術で助かる方法が見つかります。
しかし、その手術は成功例が一件だけ。
それでも、逞はその手術を受けることを決めます。
そして、逞はある決意をしました。
それは、手術前に繭と結婚する事。
最初は、繭の母親の反対もありましたが、無事認めてもらいます。
18歳を迎えた逞は、繭と病院で結婚式を挙げます。
それは、昇の病室。誰よりも、逞の繭の結婚を祝福してくれているだろう…という事で、昇の病室を選んだのです。
少人数の結婚式ではありますが、皆に祝福される二人。
このマンガの中でも、一番幸せなシーン。
その後、逞の手術の日前日まで、時は迫ってきています。
手術の同意書には、繭がサインをしています。
手術前日という事で、繭は時折怖くなり、震えてしまう…。
そんな時、逞がおちゃらけて楽しませてくれます。
手術当日。手術室へ向かう逞は、繭へ小さな箱を託します。
その中には、遺影に使って欲しいという写真。そして、遺書という名の、繭への手紙。
繭は、その手紙を読み始めます。
「できれば葬式は明るくしめっぽくないほうがいいな」
「繭も泣かないで」
「だっておれ幸せだから、後悔ないから、精一杯生きたから」
「でもね、もし助かったらやりたいことがたくさんあります」
「繭と同じ大学へ通うこと」
「子供が欲しいこと」
「女の子だったら甘やかしたい事、男の子だったら一緒にスポーツしたい事」
「だから繭 もし僕が死んでしまったらお願いです」
「僕のかわりに繭がこの夢を叶えてください」
ここで、この手紙を書いていた時の逞のシーンが入ります。
「必ず他の人と家庭を持って幸せになってください。」
その一文が書けず、「誰にも繭を渡したくない」「死にたくない」と泣く逞。
結局書けた手紙には、「必ず他の人とまた恋に落ちてください」とありました。
場面が繭の手紙を読むシーンに変わります。
泣き崩れる繭。
そして、ラストシーン。
小さな女の子と、男の子が、繭と逞が四ツ葉のクローバーを探した場所で、「パパ」「ママ」と呼んでいます。
ママと呼ばれ返事をしたのは、繭。
その隣には…逞。
繭へ残した手紙の最後の文は…「けれど願わくば僕らの初恋が成就する夢を」。
――――――――――――――――――
果たして、このシーンは、逞が見た最後の夢なのか、逞が助かった後の未来なのか、どちらなのでしょうか。
なんと最終回は……このまさかの成功か失敗かわからないまま終わり!
いわゆる『この後の展開は読者の想像にお任せします』的な終わり方でした。
実際、遺書の内容をメインに据えた最終回は「このあと手術は成功した」とも「このあと手術は失敗した」ともとれる内容であり、解釈の仕方次第でどちらのルートであるとも読み解けます。
私は当然、失敗か成功かはっきり描かれているものだと思っていたので「え、ここで終わり!? 本当に!?」とビックリしてしまいました。
まあ、手術の結果を成功にしても失敗にしても文句を言う人はいたでしょうし、ある意味では穏当なラストだったと言えなくもないです。
■作品データ
青木琴美『僕の初恋をキミに捧ぐ』全12巻
僕の初恋をキミに捧ぐ 全12巻完結セット (フラワーコミックス)
映画では原作漫画とは違う結末
しかし、映画「僕の初恋をキミに捧ぐ」では原作漫画とは違う結末を迎えています!
結論からいえば、映画版では明確に手術が失敗し逞が亡くなります。
映画では手術の直前のイベントは「2人の結婚式」ではなく、「病院を抜け出しての最後のデート」
病気が嘘のように元気な姿を見せた逞でしたが……その後、あえなく帰らぬ人に。
ひとり残された繭は、逞の遺骨を持って教会へ行き、ひとりウェディングドレスを着て叶えられなかった結婚式を挙げます。
誓いの言葉ともいえるラストの繭のセリフは次の通り。
「何度でも私は逞に恋をする。悲しい思いをするとわかっていても、それでも逞を好きになる」
あまりにも切なすぎる結末に、見ていて涙が止まらなかったことを覚えています。
悲しい結末ではありますが、予感されていた最後でもありましたし、きっちり描かれているぶん、すっきり楽しめた感があります。
ドラマ「僕の初恋をキミに捧ぐ」の最後はどうなる?
原作漫画と映画で結末の違う「僕の初恋をキミに捧ぐ」。
となると、気になるのは2019年に放送されるドラマ版のラストです!
ドラマで「手術の結果はご想像にお任せ!」なんて結末にした日には苦情の嵐になる気がしますね。
ここは映画と同じくはっきりと手術の成否が描かれるのではないでしょうか!
全体的に切ない雰囲気の漂う作品ですし、本命はやっぱり「失敗エンド」でしょう。
とはいえ、これまで一度も描かれなかった「手術は成功。逞は生き残った」という結末も捨てがたい。
どんな結末を迎えるのか、また途中のエピソードにもマンガや映画にはない味付けがされるかもしれません。
これは1回たりとも見逃せませんね!
主題歌
ディーン・フジオカ(DEAN FUJIOKA)さんの新曲「Maybe Tomorrow」が『僕の初恋をキミに捧ぐ』のメインテーマとなることが決定!
「人生の意外性と可能性をテーマにした楽曲です」と語るディーン・フジオカさん。
この楽曲は、2019年1月30日(水)にリリースされるニューアルバム『History In The Making』に収録される。
【早期購入特典あり】History In The Making 初回限定盤B Deluxe Edition(CD+DVD)(撮り下ろしオリジナルB3ポスター(初回限定盤B “Deluxe Edition”ver.)付)